平成30年、エステート創業32年目の年に広島建設㈱とグループ化し、それを皮切りに、私が創業者である若林の意志を引き継ぎこの会社の社長となりました。元々広島建設含め、数社の取締役や役員としての立場にいたのですが、経営者となったのは今回が初めてとなります。
経営者が備えるべき資質として、一つは「決断力」、もう一つは確固たる「意思」であると考えています。これらは備えるべき資質であるとともに、私自身の経営に対するやりがいにも繋がっているように思います。
私にとって社員は、良き仲間であり、尊敬する人であり、友人でもあり、大好きな家族であると考えています。共に同じ目標に向け歩む「運命共同体」のような存在ですね
会社を発展させるには私一人の力では限界があります。社員がエステートを発展させ、それが地元の発展に繋がり、延いては栃木県の未来を築く礎になると信じています。
今後のビジョンですが、エステートの強みであるフルライン機能を最大限に活かした地域オンリーワン企業であると同時に、若林の意志を引き継ぎ栃木県NO.1企業を目指します。そのためには多角化経営へのシフトが必要であると感じます。
新ブランドの立ち上げであったり、ドミナント(地域独占)戦略による新店出店、シェアビジネスへの新規参入、AI・IoTを駆使した事業展開など、パッと思いつく限りでもやるべきこと・やりたいことは数多くあります。しかし逆を言うとそれだけまだ成長の余地があるとも言えます。どのように展開していくか、私自身非常に楽しみでワクワクしています。
特別な能力は何も必要ありません。エステート住宅産業が30年かけて地道に成長してきたように、ゆっくりでいいから着実に努力を積み重ねる。そんな人生を私たちと一緒に歩んでいきましょう。